同棲を解消した際の慰謝料請求 - 慰謝料請求ホットライン

同棲を解消した際の慰謝料請求

突然同棲を解消された…慰謝料は請求できる?

こちらのページでは、同棲をしていたパートナーから突然別れを切り出された場合の慰謝料請求について紹介します。あるキーワードが必要となってきますので必ず覚えておくようにしましょう。同棲と結婚は似て非なるものですが、このケースの場合慰謝料とは一体どのように扱われるのでしょうか。

同棲でも慰謝料を請求できるキーワードとは?

同棲だけでは慰謝料を請求することは難しいです。しかし、内縁破棄を理由とした慰謝料の請求ができる場合があります。婚姻届はだしていないものの夫婦同様の共同生活を送っている事実上の夫婦。これを内縁といいます。法律的に内縁関係の破断は離婚になるべく等しくなるように考えてくれています。ただし、相続権などは発生しないのでご注意ください。

内縁が成立するためには?

内縁を成立させるためには様々な要素が必要となります。確かな夫婦堂等の生活をしていたのかがポイントとなり、同棲の期間や家事の分担、家計の一体化、双方親族との関係など総合的な事情を踏まえて判断されることとなります。客観視をしても内縁の妻と認められない限り、慰謝料を請求することは困難となります。

証拠を揃えないと内縁とはいえない

内縁と判断されるためには、たくさんの証拠が必要になります。一緒に住んでいた場所の賃貸借契約書、通帳や家財道具購入の明細書、住民票やそれに類する確かな物的な証拠、さらには友人や知人の証言など完璧な証拠を集めないと内縁とは判断してくれません。

長年同棲していたのに…私の人生返して!

長年同棲していて別れを告げられた…よくある話です。確かな証拠はないものの、長年同棲し、双方が結婚まで気持ちが向かっていると思っていた矢先の別れは相当辛いものでしょう。もしかしたらその数年の間に素敵な人に出会い結婚できたかもしれない…そう考えると悔しさと悲しみがこみあげてくるものと思います。裁判所ではその年月に合わせて内縁が成立するとみなされ、内縁破断を理由とした慰謝料を請求することができる可能性があるのです。

同棲は内縁と紙一重

いくら同棲をしていたからといって、内縁に認定されない場合もあります。確かな証拠と期間などが考慮されはじめて内縁となるのです。突然別れを告げられてパニックになる気持ちはわかりますが、まずは落ち着いて行動するようにしましょう。慰謝料請求する場合は行政書士などのプロに任せるのが得策です。

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