【 慰謝料の基礎知識 】

慰謝料請求するのに浮気した証拠は必要?どういうもの?集め方は?

2018年07月04日

  

慰謝料の基礎知識

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パートナーに浮気された!慰謝料を請求したいけれども、その前には証拠集めが必要です。
慰謝料の請求を成立させるには、確固たる証拠が必要です。

はたして浮気の証拠はどうやって集めればいいのでしょうか?
浮気の証拠集めをする際に知っておきたいことを紹介します!

浮気の証拠集めをする際に知っておきたい3つのこと

(1)なぜ浮気の証拠を集めなくてはならないのか

慰謝料を請求し獲得するには、パートナーに「浮気の事実」を認めさせることが必要です。
ただの「疑い」では慰謝料請求することはできませんし、相手も応じることはまずありえません。
浮気の事実を相手に認めさせるためには、第三者から見ても明確に浮気していると判断できるだけの証拠を提示することが必要なのです。
確たる証拠を提示することが出来れば、問い詰めた際に反論される可能性は減りますし、それに応じずとも行政書士や弁護士に慰謝料請求を依頼した際に優位に交渉を進める材料になります。

(2)裁判で証拠になるモノ、ならないモノ

不倫の場合、慰謝料を請求するには、パートナーが不倫相手と“肉体関係を結んでいる”決定的な証拠が必要です。
ひとつひとつ見ていきましょう。

1.携帯電話やSNSでのメール・通話内容

それなので、スマートフォンの中に「旅行楽しかったね!」といったメールのやり取りや、泊まり先での写真や動画を発見したら強い証拠能力を持ちます。
逆にただ「愛しているよ」というやり取りや、食事に行っただけ、テーマパークに遊びに行っただけのメールでは、たとえ仲が良い雰囲気があっても、“肉体関係を結んでいる”証明にはならず、証拠としては弱いです。

2.写真

二人がラブホテルや自宅に出入り(密会)している写真や動画があれば証拠として有力です。
できればラブホテルに出入りしている写真は3回以上あると望ましいです。
なぜなら、たった1枚だけでは過去に不倫と認められなかったことが過去の判例にあるからです。
他にも、40分以上ラブホテルに滞在していたことが分かる動画、5回以上相手宅に出入りしていたことを証明できる写真などがあると良いでしょう。
ただ手をつないでいるだけの写真や、日帰りデートの写真では弱いです。
上記同様、肉体関係があることをうかがわせる写真を手に入れましょう。

3.領収書

ラブホテルに宿泊したときの領収書も証拠として使えます。
しかし誰とラブホテルに行ったかが不明なので、パートナーへの慰謝料請求の際は利用できますが、不倫相手には使えませんので注意が必要です。
たまにシティーホテルのダブルルームの領収書を提出する人がいますが、シティーホテルのダブルルームだと「シングルが取れなかっただけ」などの言い訳が成り立ってしまうので、証拠としては弱いです。

4.パートナーの発言の録音や直筆の書類

不倫行為を認める発言を録音したモノや、謝罪文などの書類は決定的な証拠です。
ただ「不倫しました」だけでなく「○月×日、△△さんと自宅で密会し肉体関係を持ちました」と具体的に白状させましょう。
ここでも大切なのは“肉体関係を持っていた”ということを自ら証言させることです。

5.不倫相手の発言の録音や直筆の書類

上記同様、不倫相手の発言記録や直筆の文書も決定的な証拠能力を持ちます。

(3)上記の証拠を集める方法

ここでは、自宅で出来る証拠集めの方法を紹介します。
が、確証なく行い、それをパートナーに知られることは信頼関係にほころびをもたらしますし、また中途半端に行って確たる証拠を発見する前に見つかると証拠を隠滅されて逆に慰謝料請求が出来なくなることもありますのであくまで参考情報としてご覧ください。
実行される場合は自己責任で行うようにしてください。

1.ポケットの中身や財布など相手の持ち物をチェックする

スーツの上下、ジャケット、ズボン、コート、作業着のポケット、財布、小銭入れ、カードケース、カバン、机の中、本棚、タンス類、台所の引き出しなど徹底的に探してみましょう。
念には念を入れて、ごみ箱の中を捜索するのもありです。
ホテルに行った時のレシートや領収書、会員カードなどが見つかることがあります。
なかには2台目のケータイや浮気相手からのプレゼントを発見する人も。
もしあれば日記や手帳の中身もチェックしておいてください。
万が一「今日○○とラブホテルに行った」などの記述があれば浮気の決定的な証拠として使うことができます。
他にも怪しげな名刺など出てきたらスマホなどで撮影しておきましょう。
慰謝料請求する際に、不倫相手の住所や名前を特定することは大切なプロセスの一つだからです。

2.メールやSNS、電話の内容や通話記録をチェックする

パートナーが以前よりスマホばかり気にするようになったら浮気相手と頻繁に連絡を取っている可能性があります。
その場合はスマホの中身をチェックしましょう。
メールやLINEでのやり取りや、写真や動画などから浮気の証拠を見つけられるかもしれません。
ロックがかかっている時は、パートナーがロック解除するときの手元の動きをよく観察して。番号を推察したり、または当てずっぽうでも誕生日や電話番号の一部、車のナンバーなどを入力するとロック解除できることがあります。
また「LINEをチェックして既読にしてしまったらどうしよう」という思いもあると思います。
その際は、「機内モード」にして、通信を未接続の状態にしてから、LINEのアプリを起動しましょう。
こうすることで、既読を付けずに受け取ったメッセージを読むことができます。
チェックしたあとは必ずLINEのアプリを終了してから機内モードをオンにしてください。
順番を間違えると既読がついてしまいますのでご注意を!

3.インターネットの検索履歴をチェックする

ネットの検索履歴には、2人分の宿泊予約などの証拠が眠っている可能性があります。
パートナーのスマホやパソコンをチェックする際は、インターネットの履歴に何か残っていないかも確認しましょう。
例えばiPhone(アイフォーン)の場合、Safari(ブラウザ)のブックマークから履歴を見ることができます。
そこに不倫相手と連絡している形跡があるSNSやBBS、宿泊予約の履歴、クラウド上に保管してある写真・動画データなどがありましたら、浮気の証拠として使える可能性があります。
チェックしたあとは、自分が隠れてチェックしたことが分からないよう、履歴を消去するのを忘れずに!

4.「浮気した」という自白を録音する

ある程度の浮気の証拠が見つかったら、不倫の事実を認めさせるための交渉をするいいでしょう。
その際、必ずやり取りをボイスレコーダーまたは動画にて記録しておいてください。
やり取りの中で「肉体関係を持ちました」「この写真の内容は事実です」などの自白を取ることができたらこれは決定的な証拠です。
万が一裁判になった時でも、有力な証拠として活躍してくれます。

プロに頼むのも有効な手段です

自分で証拠を集める自信がない、後ろめたさを覚えるといった方は探偵や興信所などプロに頼むのも一つの手です。
探偵や興信所に依頼すれば、素人よりも慣れているため確実な証拠を手に入れられます。
対してデメリットは高額な費用。
探偵や興信所を使う際の費用の相場は1時間2万円ほど。
十分な証拠を集めるには10万~30万円ほどの出費は覚悟しておいた方がいいです。
「そこまでお金を使うのは無理」という方は自力で証拠探しをした方が後悔は少ないでしょう。

こちらのページでは浮気の証拠収集をプロに頼むメリットとデメリットなどを詳しく解説してあります。
自分での証拠集めに困難さを感じる方はご覧いただくと良いかと思います。

浮気の証拠集めにはコツが必要! 焦らず状況を鑑みながら一つずつチェックしていって

浮気の証拠集めをする際に知っておきたい3つのことは分かりましたか?
慰謝料請求の際、やはり「浮気した」という証拠は持っておきたいモノ。
良心の呵責にさいなまれるかもしれませんが、悪いのは不倫をした本人です。
慰謝料請求側は精神的苦痛を受けた被害者。何も後ろめたさを覚える必要はありません。
「これは今後のため必要なこと!」と割り切り、見つからないようこっそりと、着実に証拠を集めていきましょう。

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