不倫疑惑からDVを受けた妻が離婚と慰謝料請求を成立させた事例 - 慰謝料請求ホットライン

不倫疑惑からDVを受けた妻が離婚と慰謝料請求を成立させた事例

離婚原因の要因となるドメスティック・バイオレンス(DV)やモラルハラスメント(モラハラ)。
いくら愛し合って結婚をした夫婦といえど、パートナーに暴力を振るったり、暴言を吐くなんて論外です。
この記事では、DVやモラハラを受けた妻が、慰謝料の獲得と離婚を成立させた事例を紹介します。
夫からのDVやモラハラで困っているという人は是非、解決事例を参考にしてください。

DV・モラハラを受けた妻が慰謝料の獲得と離婚を成立させた事例

ケース①代理人を立てて離婚成立

相談者:30代女性
配偶者:夫、子供1人

相談内容

相談者は会社員のAさん。
結婚5年目にAさんが夫の浮気を疑ったことで、夫が反発するように暴力を振るうようになりました。
結婚するまではそんなそぶりを見せず、初めての暴力だったそうです。
それからというものの、夫はタガが外れたように暴力を振るうようになりました。
命の危険を感じたAさんは離婚を決意。
しかし、夫に離婚を匂わす発言をすると、すぐさま暴力を振るわれてしまいます。
Aさんはどうすれば良いのか困っていました。

解決方法

Aさんは弁護士に相談。
弁護士はAさんの代理人として、夫と交渉することにしました。
Aさんは証拠を集めていたわけではなかったのですが、毎日日記をつけていたのでそちらを証拠として提出することにしました。
話し合いは難航しましたが見事に離婚は成立。
日記が証拠となって、慰謝料も獲得をすることができました。

ケース②証拠がない……!

相談者:40代女性
配偶者:夫、子供2人

相談内容

相談者は、夫のモラハラを受け精神的に落ち込んでいるというBさん。
夫は、家でも外出先でもどこでもBさんに暴言を吐く典型的なモラハラ夫でした。
夫と話すことすら恐怖を覚えるようになったBさんは、離婚を決意。
弁護士に依頼して調停に臨みました。

解決方法

調停は難航します。
Bさんは、証拠という証拠を持っておらず、離婚する要因として証言だけでは弱すぎたのです。
夫は離婚拒否しました。
しばらく、話し合いは平行線でしたが、友人らの証言もあって、なんとかBさんは夫と離婚をすることができました。
さらに慰謝料も獲得したのです。

夫からDVを受けて離婚をしたいと思ったら何をすべき?

夫からの暴力を受けたり、暴言を吐かれたことで、あなたが夫と離婚をしたいと思った時、まずは何をすべきなのでしょうか。
それは証拠集めです。
DV夫の特徴として、外面は良い夫を演じるため、第三者に「助けてください!」と泣きついたとしても、信じてもらえない可能性があります。
どういった状況でもあなたを守ってくれるのが証拠です。
友人だけでなく、弁護士や警察などすべての人に「夫が自分に暴力を振るう」と訴えるには十分なものになるのです。
どんなものが証拠になるのでしょうか。

まずはあざや傷などがあれば写真として残してください。
何月何日に暴行を受けたのかを記録しておくとなお良いでしょう。
そして病院からの診断書をもらい、完璧な証拠を集めるのです。
もし、モラハラが中心であるというならば、会話を録音してください。
最近ではスマホのアプリを使えば簡単に録音することができます。
そしてアナログ的な方法にはなりますが、細かく日記をつけるのも証拠として十分働きます。

夫に「離婚したい」と言いにくいのであればプロに頼るのも手

DV・モラハラ夫には面と向かって「離婚をしたい」と伝える必要はありません。
そんなことをすると、かえって暴力を振るわれることになり、命の危険にさらされる場合があるからです。
証拠集めをしっかりしたのならば、弁護士や行政書士などのプロに任せてしまいましょう。
彼らが代理人となって夫と話を進めてくれます。
弁護士はいくつもの修羅場をくぐり抜けているので、相手の出方を心得ている人がほとんどです。

離婚は夫婦の問題です。
よって本来的には夫婦で解決すべき問題です。

しかし、DV夫との協議は危険が伴うので、絶対に一人で解決しようとは思ってはいけません。
頭に血が上りやすい夫を離婚協議の席に座らせ、冷静沈着に話を進められるのは弁護士などのプロしかいません。
友人などでも良いのですが、感情に流されてしまうこともあるので、俯瞰で対応してくれるプロに任せるのが良いでしょう。
また、DV夫は駆け引きが上手な人が多く「もう暴力は振るわれなくなるかも」と気持ちを揺るがされる可能性があります。
こういったことから、DV夫との話し合いはプロの代理人を立てるのが良いのです。
[DVに悩んでいる方へ]

証拠集めが重要!

2つのケースからでも分かるように、DV・モラハラ夫と離婚をするためには証拠が重要となります。
どんな小さなことでも良いのでかき集めておきましょう。
そして、話し合いを円滑にするためにも専門家に依頼することをオススメします。

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