自分たちは、ごく一般的なカップルで、付き合いが続ければ結婚するだろうなって考えていた……。
しかし、現実はそうではなかった。
なんと、知らない女性から、彼氏は結婚しているから分かれて欲しい。慰謝料も請求すると連絡が入った……。
このように、付き合っていた女性が、既婚を隠しているケースは稀にあります。
それに加えて奥さんから慰謝料を請求されるケースも……。
そんな時どうすればいいのかわかりませんよね。
ここでは、彼氏の奥さんから慰謝料を請求されてしまった事例を紹介します。
この記事を参考に行動してみてください。
平和に解決できるように祈っております。
相談者:20代女性
相談者はアルバイトのAさん。
3年お付き合いした彼氏がおり、そろそろ結婚を意識し始めた頃、なんと彼の妻であるという女性から連絡がきました。
女性は、あなたの彼氏はすでに5年前から結婚しており、子どもがいることを告げられました。
もう会わないで欲しいという旨と、できるならば慰謝料を請求したいとまで言われてしまいました。
辛いですが、会わないことは我慢できても、慰謝料は難しいと訴えました。
しかし、相手が引き下がることはありませんでした。
困ったAさんは弁護士に依頼することにしました。
Aさんは結婚していることを知らなかったことを理由に慰謝料の支払いの解消を求めました。
Aさんは深く反省していることもあり、慰謝料は支払わずに済みました。
彼氏とも二度と会わないように契約書も作成し、次の恋愛に進む決意をしていました。
「次こそ素敵な男性に出会いたい」と語られていました。
相談者:30代女性
相談者は会社員のBさん。
飲み会で知り合った男性と意気投合し、付き合うことに。
もちろん大人の関係にもなりましたし、何度も旅行に行きました。
しかし、ある日男性から結婚していることを告げられてしまいます。
どうしても気持ちが収まらなかったBさんは、それでも良いと付き合いを継続することにしました。
結局、妻に不倫がばれてしまいました。
妻は慰謝料を請求してきたのです。
Bさんは体調を崩し、会社を休職することにしました。
Bさんは弁護士に依頼。
弁護士は、付き合った当初はこの事実を知らなかったことを理由に和解を提案。
話し合いは長く続きましたが、結局慰謝料を減額することでまとまりました。
Bさん側にも落ち度があったと認めたためです。
Bさんは、慰謝料を一括で支払い、二度と男性に近づかないことを約束していました。
相談者:30代女性
相談者は会社員のCさん。
旅行先で知り合った男性と仲良くなり、帰国してから付き合うことになりました。
しかし、突然彼の妻と名乗る女性から「慰謝料を請求する」との連絡が。
困ったCさんは弁護士にこの案件を依頼することにしました。
Cさんは精神的に参ってしまい、寝込む毎日。
弁護士が代理人として減額交渉に臨みました。
妻側はCさんが結婚していることを知らなかったと知り、大変驚いていました。
弁護士が間に入ったことで話もまとまり、なんと慰謝料なしで解決したのです。
しかし、Cさんの体調は優れることなく、しばらく仕事を休むことになってしまいました。
たとえ、男性が結婚はしていないと言っても、左手の薬指に指輪があったら、何かしらあることくらいわかりますし、スマホの待ち受けが子どもだったら、おかしいと思うのが普通です。
ちょっと注意すればわかるような場合は、あなたが知らない、分からないと言っても、過失があったと判断され、慰謝料の支払いが生じるケースがあります。
気をつけてください。
過失……交際相手が既婚者であることを、注意すれば知ることができた状態。
彼氏が結婚していると知ると、相当辛いものがあります。
もちろん、妻側は怒っているでしょうし、慰謝料を請求されることだってあります。
ストレスがかかり、辛い状態でも、対応はせねばなりません。
そういう時は弁護士に代理人を頼みましょう。あなたの気持ちを汲んでくれる味方になってくれますよ!
[突然慰謝料請求されてしまったら]