養育費は子供の成長のために必要なものです。しかし、状況によっては養育費を減額をしたり、請求をしたい場合などがあると思います。自分の生活も関わってくる事ですので十分に話し合う事が必要です。しかし、正しい離婚の知識を持っていないと損をする場合があります。養育費の調停を優位に進めるためにもしっかり勉強しておきましょう。
元配偶者が話し合いに応じてこちらの請求通りに減額を認めてくれたり、支払いをしてくれればよいのですが、なかなかうまくいかない事が多いです。そういった時に、家庭裁判所で調停委員が立会のもと、養育費にどれくらいの費用がかかるのか、申立人または相手方の収入があるのかなどを調査します。もちろん双方から事情を聞き、資料などを通じて解決案を模索する事になります。双方が合意するために話し合いを進めてくれるのです。
夫婦の話し合いでは養育費の金額を決めたり、支払いの頻度がうまくまとまらない場合に調停が行われます。もちろん、相手と話し合いができない場合なども調停にお願いする事で一歩前進する事になります。また、支払っている最中でも調停を起こす事は可能です。支払っている養育費の金額を減らして欲しい時、金額を増やして欲しい時、さらには滞納が続く時なども行う事ができます。
養育費調停請求では、話し合いの上で養育費を支払っていくのか、金額をいくらにするのか、支払い方法はどうしていくのか、子供が何歳になるまで支払っていくのかなどを決定していきます。
養育費は様々な事情を考慮して決めていきます。申立人の年収、元配偶者の年収、子供の年齢、子供の人数などが対象となります。もちろん子供の年齢が高くなればなるほど、養育費は高くなりますし、子供の人数が多ければ多いほど金額は高くなっていきます。
養育費を希望通りに勝ち取ったり減額するために、知識がないまま立ち向かうのは危険だ。どのように養育費請求調停が行われているのか基礎的な知識を蓄えておく必要がある。話し合いでは解決しないことが多いのでどうしても難しい場合は、行政書士や弁護士などプロに任せたり相談すると良いでしょう。