養育費調停請求を起こしたり、起こされた場合、自分の希望通りに進めたいのが本音でしょう。こちらのページでは良い結果を出すために必要なポイントをわけて紹介していきます。また、知っておきたい養育費の調停に必要なものや、気になる費用なども併せて掲載しています。是非ご覧下さい!
養育費について話し合いをしても平行線をたどりうまくいかない場合、家庭裁判所で養育費請求調停が行われる。必要な費用として、郵便切手800円前後分、収入印紙1200円分(子ども一人に対して)となる。また、準備するものとしては養育費請求調停申立書及びその写し1通、子どもの戸籍謄本、申立人の戸籍謄本、元配偶者の戸籍謄本、申立人の収入に関する資料となる。
簡単にですが、養育費請求調停の流れを説明します。
家庭裁判所に申し立て書を提出し、調停日が決定したら、早速調停が行われます。成立や取り下げがされるまで行われるのですが、不成立になる場合もあります。その場合は、審判手続が開始され審判書が作成されます。審判書は判決と同等の効力を持っているので、差し押さえなどが可能になります。
養育費請求調停を有利に進めるためには、調停委員を味方につけることが重要です。調停委員だって同じ人間なので、事実を伝えて状況を考慮してもらいましょう。印象が悪いのはあまりいいことではありません。また、自分の主張を信じてもらうためにも証拠を集めておき提出するのが良いでしょう。収入が低くなった場合は比較のできる給与明細を持っていくなどです。
離婚調停は相手に自分を主張し、通してもらわないと意味がありません。しかし、個人レベルではどうしても限界があります。やはり、プロに任せるのが良いでしょう。たとえ忙しくても代わりに弁護士を出向かすのは得策とは言えません。しっかり自分の気持ちを伝えて、弁護士などにフォローしてもらうようなイメージを持って臨みましょう。
養育費は子供の将来を繋ぐ重要なお金です。養育費が生活費の生命線になることもあります。自分が納得できるまで話し合い、場合によっては養育費請求調停を起こすのが良いでしょう。反対に調停を起こされた場合も慌てず冷静に対応することが大切です。
また、一人で悩まずに行政書士や弁護士に任せるのも一つの方法です。