夫に勝手に子供を連れ去られたが裁判で取り戻した解決事例 - 慰謝料請求ホットライン

夫に勝手に子供を連れ去られたが裁判で取り戻した解決事例

突然、夫が子どもを連れて家を出てしまった……。
話し合いの末に子どもを連れて別居したにも関わらず、自分の知らない間に夫に子どもを連れ出されてしまった……。
子どもと会えない不安な日々を過ごしているという方はいないでしょうか。
こちらのページでは、夫に子どもを連れ去られてしまったが、裁判で取り戻したケースを紹介します。
解決事例を参考に、行動を起こしてみてください!

夫が子どもを勝手に連れ去ったが、裁判で取り戻した解決事例

ケース①プロに任せる

相談者:30代女性
配偶者:夫、子供2人

相談内容

夫婦で話し合いをした結果、夫と別居をすることになった相談者のAさん。
4歳と3歳の子どもを連れて実家で暮らしていました。
しばらく別居生活が続いたある日、子どもが保育園に行っている間に夫が子どもを連れ去ったのです。
子どもを連れ戻そうと自宅に行きましたが、すでに引越しをしており、もぬけの殻。
電話やメールをしても返事がなく、Aさんは不安な日々を過ごしていました。

解決方法

まず、当社が提携している弁護士を通して「子の引渡しの審判」、「審判前の保全処分」、「子の監護者の指定の審判」の申立てを行いました。
夫側はまさか裁判まで持っていかれるとは思わなかったのか、早々に決着。
子どもを取り戻すことに成功しました。

夫婦にとって子どもは宝物です。
一時の感情で子どもを振り回すようなことは絶対にやめてください。
どちらが養育するのか夫婦間でしっかり話し合いを行いましょう。

ケース②強引に連れ去ったがゆえに……

相談者:40代女性
配偶者:夫、子供1人

相談内容

離婚をするため、5歳の子どもを連れて別居を決意したのは相談者のBさん。
夫も離婚には同意しているものの、親権は争う姿勢でした。
そんな矢先、Bさんが働いている間に、夫に子どもを連れ去られてしまいました。
夫に連絡をしても、自分が育てるといって聞きません。
無理に連れて帰るのは子どもにとって負担になると、Bさんはどうすることもできない状況でした。

解決方法

夫とは親権問題で争うことになり、裁判離婚まで話し合いはこじれてしまいました。
子どもに会えない焦りからか、Bさんは劣勢に立たされ、心身ともに憔悴。
しかし、裁判所の判決では、Bさんに親権が与えられました。
様々な事情がありますが、連れ去る行為は子を育てる上で不当であると判断されたのです。

相手に何の相談もなく連れ去る行為は、立場を危うくする可能性があります。
まずは親権を手に入れるために、子どものことを第一に考え行動しましょう。

ケース③強制執行の申し立てを行い子どもを取り戻す

相談者:30代女性
配偶者:夫、子供2人

相談内容

相談者は専業主婦のCさん。
別居や離婚の話し合いなどが一切なく、夫が5歳と3歳の子どもを連れて出て行ってしまったのです。
夫は「子どもに会いたければ親権をこちらに渡してほしい」と要求してきました。
離婚するにしても親権がほしいCさんは、どうすればよいのか迷っていました。

解決方法

任意での引き渡しを拒む夫に、弁護士は強制執行の手続きをとり、執行官と共に夫を説得することにしました。
長時間の話し合いの末、子どもを取り戻すことに成功。
しばらくして離婚も成立し、現在Cさんは子どもと幸せに暮らしています。

今回は話し合いの末に解決しましたが、場合によっては、相手側から面会交流審判など裁判を申し立てられる可能性があります。
親権争いは相手も躍起になりますので、長い年月がかかることは避けられないでしょう。

子どもを連れ去られたら……引き渡し請求が現実的

勝手に子どもを連れ去られた場合、どうすればよいのでしょうか。
まずは相手との話し合いになります。
おそらく、話し合いに応じてくれなかったり、連絡が取れないでしょう。
そんなときは、家庭裁判所に子の引き渡し請求の審判を申し立てましょう。
離婚調停で調停員に決定してもらうのも1つの手ですが、連れ去った方との暮らしが長期間になればなるほど、新たな生活の方が重要視され、連れ戻すことが難しくなるのです。

連れさられた場合に裁判で勝つ方法

子の引き渡しを求める審判は、親権者の決定と同様に父母の事情が考慮されます。
将来、どちらと暮らした方が子どもにとって幸せなのか判断されるのです。
相手の了承なく子どもを連れ去ると、親権問題にも影響を与えかねません。
強引に取り返そうとせずに、法の力を使って取り戻しましょう。

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