夫から子どもの親権や養育費、財産分与等を得て離婚成立した事例 - 慰謝料請求ホットライン

夫から子どもの親権や養育費、財産分与等を得て離婚成立した事例

親権を獲得した場合。
子どものため、今後の自分のために養育費や財産分与を得ておくべきです。
離婚は非常にデリケートな話です。
しかし、1人の力ではどうすることもできない場合があります。
ここでは、夫から子どもの親権や養育費、財産分与などを獲得して離婚成立した解決事例を紹介します。
まわりに相談したり、弁護士に助けを求めて、自分たちの今後の生活が豊かになるようにしっかり動きましょう。

夫から子どもの親権・養育費・財産分与を得て離婚成立できた事例

ケース①暴力に耐えかねての離婚

相談者:30代女性
配偶者:夫、子供1人

相談内容

相談者は専業主婦のAさん。
夫の暴言や暴力に日々悩まされており、離婚をしたいと考えていました。
しかし、Aさんは学生時代に夫と結婚し、それからすぐに家庭に入ったため、社会経験なく暮らしていたので、離婚後の生活が不安でした。
かといって、夫とこれ以上暮らしたくないと思っていたので、夫には内緒で資格取得ができる勉強をして無事に合格。
就職先も決まって落ち着いたところで、夫に離婚したい旨を伝えました。

解決方法

驚いた夫は再びAさんに暴力をふるいます。
これではいけないと、弁護士を連れて離婚協議に入りました。
お互い親権は譲らず、離婚ができない状況が続きました。
裁判まで話はもつれましたが、親権はAさんに渡り、養育費と財産分与も獲得できました。
互いの感情がぶつかり合い訴訟まで話はいたりましたが、なんとか解決でき、さらに養育費なども獲得できたことで、Aさんは安心して次の生活にむけて歩み始めました。

Aさんのように離婚前に次の生活のことを考えて動いておくのもよい方法です。

ケース②協議離婚のはずが……

相談者:40代女性
配偶者:夫、子供4人

相談内容

相談者は会社員のBさん。
夫の浮気癖に耐えかねて離婚を決意しました。
当初は当人同士で話し合い協議離婚で解決するはずでした。
夫の方がBさんよりも給料が低いため、親権もBさんが持つことになり、養育費もなしという状況でした。
しかし、友人からの助言で、一応資産の開示を請求しました。
明らかに狼狽する夫。
これは何かがあると弁護士を立てて本格的に調査することになりました。

解決方法

いざ、夫の資産を調査してみると、なんと、莫大な金額を隠し持っていたことが発覚。
そのお金を使って浮気相手と会っていたようなのです。
借金してまで4人の子どもを育てる決意をしていたBさんですが、養育費と財産分与を請求しました。
結果、思っていた以上の金額を獲得できました。

離婚の話し合いだけでは当人同士で見えてこない部分もあります。
資産の調査をしてみる価値はありますので、弁護士に依頼してみましょう。

ケース③相手に誠意を伝える

相談者:30代女性
配偶者:夫、子供3人

相談内容

相談者は夫と離婚をしたいと思っているCさん。
結婚してからというもののモラハラを受けており、耐えかねなくなったCさんは、夫に離婚を要求しました。
しかし、夫側は話し合いすらせず、あきらかに避けていました。
夫は会社の社長をしており、部下の手前それだけは避けたかったようです。

解決方法

まずCさんは、夫がどれくらい稼いでいるのか具体的に把握していなかったので、資産調査を弁護士に依頼しました。
しかし、夫は拒否。
お金には興味がないから、子どもたちが食べていける程度、さらには大学に行けるほどの養育費だけはほしいと告げました。
子どものためならと、夫は養育費と財産分与をすることを快諾してくれました。
そして説得するうちにはれて離婚が成立しました。

なぜお金がいるのか、子どものためならと動かない親はいません。
具体的な使い道を提示すると快諾してくれる可能性があります。

親権を獲得するには

家庭裁判所の調査官は、「子どもの幸せ」を基準に親権者を決定します。
子どもの幸せには、親の経済力、転勤の有無、子どもの希望といった具体的な評価基準があります。
中でも、重視されるのが監護実績です。
多くの父親が親権をとることができないのは、育児を母親メインに任せている人がほとんどで、ろくな監護実績がないからです。
これまでできなかったことが、明日からはできると主張しても説得力はありません。
親権を望むのであれば、普段からの実績の積み上げが必要になります。
それをやってみれば、実際に親権をとった後の生活の大変さも具体的に想像できるでしょう。

親権を獲得したら養育費と財産分与の話し合いを忘れずに

親権を獲得できても、子どもたちを育てないといけないのでお金が必要になります。
いくら離婚したからといっても協力してもらう方がいいに決まっています。
かならず養育費財産分与を獲得できるように、相手側としっかり話し合いをしましょう。

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