慰謝料請求で失敗をしないために事前に必ずやるべきこと - 慰謝料請求ホットライン

慰謝料請求で失敗をしないために事前に必ずやるべきこと

慰謝料請求の手続きは複雑です。そのため、本来慰謝料請求できるはずなのにやるべきことを知らなかった、やっていなかったがために、失敗して請求が認められなかったケースも多々あります。
ここでは、そんな複雑な慰謝料請求で失敗をしない、損をしないためにも事前にやるべきこと、考えておくべきことをご紹介いたします。

慰謝料請求で失敗しない、損をしないためにやるべきこと

慰謝料請求の失敗とは?

慰謝料請求において何を失敗とするかは、人それぞれ違うと思います。
一般的な慰謝料請求の失敗としては、次の3つが考えられます。
また示談で慰謝料請求の話し合いがつくというのが一番精神的にも経済的にも負担が少ないことを考えると、調停や最終的に裁判になってしまうのも人によっては慰謝料請求の失敗と言えるかもしれません。

・慰謝料請求が認められなかった
・目標の慰謝料額を得ることができなかった
・慰謝料請求できたが、支払われない(示談の場合のみ)

慰謝料請求で失敗しやすい人の共通点とは?

慰謝料請求で失敗しやすい人には「手順ややり方などやるべきことを知らない」「誰にも相談せずに感情や勢いですぐに動いてしまう」という共通点があります。
たとえば示談の際に、慰謝料の金額や支払い方法、支払い期日を示した「示談書」「和解書」を作らなかったがために慰謝料が支払われず、そのまま音信不通になってしまったというケース。
また、相手の不倫を証明する証拠が不足していたために、裁判で慰謝料請求が認められなかったというケース。
本来示談ですむはずだったのに、裁判に持ち込んでしまったがために、費用がかさみ当初よりも慰謝料が減ってしまったケース、時効を知らなかったために請求が認められなかったケースなどがその失敗の典型と言えるでしょう。
このように慰謝料請求で起こる失敗のほとんどは、自身がやるべきことを理解していなかったり、やるべきことをやっていなかったりすることで起こります。

慰謝料請求で失敗しないためにやるべきこととは?

慰謝料請求で失敗しないためにも、まずは「慰謝料請求の手順ややり方について、やるべきこと、考えておくべきことを知る」そして無料相談でもいいので1人で悩まずに「慰謝料の専門家に相談すること」「冷静に今直面している問題を把握し、慰謝料請求するためにやるべきことをリストアップすること」が何より大切です。
では、慰謝料請求で失敗しないためにやるべきことをご紹介します。これをしっかりと行ってから慰謝料請求を行うようにしましょう。

失敗しないためにやるべきこと①:慰謝料請求するべきか検討

まずは、そもそも自分が今直面している問題で慰謝料請求ができるのかを考えましょう。例えば、慰謝料請求が認められないのは次の場合です。

・すでに慰謝料同等のお金を受け取っている場合
・慰謝料の時効が成立してしまった場合
・相手に「過失」や「故意」が認められない場合
・相手の行為によって「権利が侵害」されていない場合

例えば不倫問題であれば、本人がそれを自分で認めれば問題ありません。
しかし、否認している場合には、その不倫を証明する証拠を提示しない限り、慰謝料請求は認められません。
また、不倫問題ですでに100〜300万円という慰謝料の相場同等の金額を本人から受け取っている場合も認められません。
最後に、慰謝料請求には「不倫とその不倫相手を知った時点から3年」という時効があり、それを過ぎると請求は認められません。
このように、まずは自分が直面している問題で慰謝料請求できるのかどうかをしっかりと見極めることが失敗しないポイントです。
弁護士などの無料相談をこの時点で使うのも有効でしょう。

失敗しないためにやるべきこと②:慰謝料請求するための証拠収集

慰謝料は相手に「過失」「故意」がある場合に始めて請求できるものです。
そのためそれを証明できる証拠が無ければ慰謝料請求ができません。
例えば相手の不倫を証明する証拠として次のようなものが思い浮かぶかもしれません。

・不倫相手とのメールのやり取りの履歴
・電話の通話履歴

しかし、これらは法的には証拠能力としては弱く、もし相手が堅く否認し続けた場合、慰謝料請求ができない可能性があります。
また、素人では証拠を集めるのが難しく、ものによっては早く証拠を取らないと無くなってしまうものもあります。
そのため、慰謝料請求に入る前に弁護士や探偵などを使って、相手の「過失」や「故意」を証明する証拠を掴んでおく必要があります。
裁判になった際には特にこの証拠が重要になってきますので、慰謝料請求で失敗しないためにも「やるべきことの1つ」として積極的に行っておきましょう。

失敗しないためにやるべきこと③:慰謝料請求額の相場を知る

慰謝料請求額を明確に決めるルールは存在しませんが、過去の裁判判例などにより不倫や浮気、離婚については大体次のように相場が決まっています。
(※あくまで相場であり、個人の事情により金額が増減します)

・不倫・浮気・離婚…100〜300万円

このような相場を知らずにいきなり法外な請求をしてしまうと、本来できるはずの慰謝料請求に失敗してしまいます。
まずはこの慰謝料の相場を知って、自分の事情を考慮した上で慰謝料請求をすることが大切です。
裁判判例でもよくあることですが、大抵慰謝料請求側の金額よりも低くなることがほとんどです。
しっかりとこの問題で自分がどれくらいの慰謝料を請求するのが妥当なのかを考え、分からない場合には弁護士などに一度相談した方が無難と言えるでしょう。
この相場を知るということも「慰謝料請求に失敗しないためにやるべきこと」の1つです。

次のページでは慰謝料の相場に関して詳しく説明しています。

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失敗しないためにやるべきこと④:最適な交渉方法の検討

慰謝料請求方法には大きく分けて2つあります。
「当事者同士の交渉による請求」「裁判を通しての請求」です。
通常はまず「当事者同士の交渉による請求」を口頭または、内容証明のような書類で行い、決裂した場合に「裁判を通しての請求」を行う場合が多いです。
いきなり「裁判」に持ち込むケースもありますが、精神的、経済的負担を考えて「裁判」に持ち込むことで損をしてしまうケースもあります。
また、慰謝料請求のやり方や手順は非常に複雑で、一つ手続きを間違えたり、やるべきことをやっていなかったりすると本来請求できた慰謝料請求に失敗してしまったり、示談書や和解書など書面として慰謝料請求の合意を取らなかったためにトラブルになるケースが多々あります。
そのため、慰謝料請求に失敗しないためにも、自分がどの方法を取るべきなのかを専門家に相談するのが賢明だと言えるでしょう。

失敗しないためにやるべきこと⑤:専門家への相談

今までご説明してきた通り、慰謝料請求はケースバイケースな手続きややるべきことも多く、個人ですべて行うのは非常に難しいと言えるでしょう。
たとえば最初に「この問題で自分は相手に慰謝料請求が認められるのか?」という判断でミスをしてしまい、結果として「裁判」で負けてしまっては、裁判費用などを考えても大きな損をしてしまいます。
そうならないために、もし悩んだ場合には弁護士のような専門家に一度相談してみると良いでしょう。

次のページでは慰謝料請求したい方向けの情報をまとめています。

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