内容証明が届いたら必ず何らかの対応が必要です。放置すると裁判を起こされて解決が難しくなることがあります。
不倫の慰謝料支払いを求める内容証明が届いたら、まず事実関係を確認して回答書を送付します。回答をせずに放置していると裁判を起こされる可能性があるので要注意です。
内容証明には、「〇日以内に〇円を支払え」などと書いてあることもありますが基本的には応じる必要はありません。双方で合意した内容ではないからです。ただ、放置していると思われないために到着から2週間くらいで何らかの回答を送ったほうがよいでしょう。交渉が決裂した場合は裁判になる可能性もあるので、相手とのやりとりは証拠の残る書面で行うことも大切です。
回答を送る前に、相手の主張する事実関係が正しいのかを十分に確認します。また、相手がどの程度の証拠をつかんでいるのかも重要です。不倫の事実がある場合には、過去の裁判例などをもとに妥当な慰謝料額を把握した上で減額交渉をしていくことになります。
相手が弁護士を立てている場合には、ある程度確実な証拠を持っている可能性が高いため放置すると裁判を起こされてしまいます。不倫の慰謝料の内容証明が来た場合は、交渉方法について早めに法律の専門家の無料相談窓口に相談してください。