【慰謝料請求】証拠がなくても、諦める必要はありません! - 慰謝料請求ホットライン

【慰謝料請求】証拠がなくても、諦める必要はありません!

証拠がなくても、慰謝料は請求できる!

不倫や浮気によって離婚や婚約破棄にいたってしまった場合、多くの方にとって心に深い傷を負う重要な問題です。このような男女の裏切りの代償として、民法では慰謝料の請求が認められています。しかし、裏切りの事実を証明する証拠がない場合、慰謝料を請求することは難しいと思われがちです。証拠を得ようとして、探偵に調査の依頼を検討したら、慰謝料の金額以上の費用がかかってしまい、慰謝料を請求すること自体を諦めてしまうケースも少なくありません。

しかし、実際は証拠がなくても、諦める必要はありません。この記事では、不倫や浮気による慰謝料請求において証拠がなくても、裁判外において慰謝料の請求をすることが可能である理由と方法について、さらに探偵を雇うかを検討する際の注意点についても解説します。

不倫による慰謝料請求とは?

不倫による慰謝料請求とは、婚姻関係にある一方の配偶者が相手方の不倫によって精神的な苦痛を受けた場合、相手方に対して慰謝料を請求することを指します。不倫行為(不貞行為)は、民法上の不法行為として認められており、不倫をした者は相手の精神的苦痛による損害を賠償する責任が生じます。

証拠がない場合でも慰謝料を請求する方法

証拠がない状況であっても、慰謝料を請求することは可能です。まず、慰謝料の請求において証拠が必要になるのは裁判を利用する場合に限ります。裁判においては、慰謝料を請求する側が、不倫の事実を立証する必要があるため、裁判所に証拠を提出しなければなりません。

しかし、裁判を利用せず、相手との話し合いで解決する場合には、裁判所の厳格なルールや証拠提出の要件に縛られる必要がないため、証拠がなくても慰謝料を請求することができます。

すでに不倫関係が解消されていたり、不倫の現場に遭遇しても証拠を押さえられなかった場合や、事実を立証できるだけの十分な証拠がないなど、新しい証拠を得ることが難しいケースは多くあります。

こんなとき、法律の専門家に相談すると、「証拠がないから請求は難しい」と相談すらまともに乗ってもらえない方は多くいらっしゃるようです。

しかし、諦める必要はありません。証拠がない状況であっても、慰謝料を請求することは可能です。

探偵を雇うかは注意が必要

証拠を得るために探偵を雇うことも一つの選択肢ですが、探偵を雇う際には高額な費用がかかる可能性や費用負けする恐れがあることを理解する必要があります。不倫の慰謝料相場は数十万円から300万円程度となる傾向にありますが、通常、不倫をした一方への請求においては、上記の金額の半分程度になると考えるべきです。そんな時、探偵の費用に100万円以上をかけてしまうと、手元に残る金額は僅かばかりか、マイナスとなる可能性が十分あります。

なお、探偵事務所から勧誘を受けた際に、探偵費用も慰謝料とは別に請求できると説明を受ける方もいらっしゃるようですが、これまでの裁判例では、慰謝料とは別に探偵費用の賠償が認められた例が一部あるものの、全ての事案において認められてはおらず、事案の状況や裁判所の判断によって異なります。裁判外の交渉においても探偵費用の支払いに応じるケースはあまり見られませんので、必ず探偵費用を回収できると誤解されないよう注意が必要です。

ただ闇雲に慰謝料を請求することは避けるべき

不倫による慰謝料請求で証拠がなくても、裁判外においては慰謝料の請求をすることが可能です。相手との話し合いを重ねることで解決の道が開けることもあります。

ただし、慰謝料を請求することができるからといって、不確実な疑いのみで慰謝料を請求することはリスクがあります。謂れのない事実によって慰謝料を請求された側は、それに対応するために多大な労力と費用、精神的苦痛が生じることが考えられます。不当な方法による請求を行なった場合には、逆に相手から慰謝料を請求される恐れもあるのです。

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当事務所では、電話・LINE・メールにて無料で相談を伺っています。慰謝料を請求できる状況かどうかの判断や、あなたのケースに合った最適なアドバイスをご提供いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。心の傷を補償し、あなたの権利を守るために全力でサポートいたします。

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