夫の暴力に耐えかねた女性が離婚を成立させ、慰謝料を支払わせた事例 - 慰謝料請求ホットライン

夫の暴力に耐えかねた女性が離婚を成立させ、慰謝料を支払わせた事例

自分の意思を貫いたり、権力を誇示するために夫が暴力をふるう……。
最低な行為ですよね。
暴力はときに人の性格をも狂わせます。
『我慢しなければいけない』と思い、耐え続けている女性も多いのです。
ここでは、夫の暴力に耐えかねた女性が離婚を成立させ、慰謝料を支払わせた事例を紹介します。
暴力に耐える必要はありません。
はやく離婚して、自分のためや子どものために第二の人生をスタートさせましょう。

夫の暴力に耐えかねた女性が離婚を成立させ、慰謝料を支払わせた事例

ケース①先手を打って解決!

相談者:40代女性
配偶者:夫、子供3人

相談内容

相談者は専業主婦のAさん。
夫は何かにつけて暴力を振るい、暴言を吐きます。
外にいてもその態度は変わらず、Aさんを人間扱いしません。
友人らもその状況を見ていたので、強く離婚を進めていたのですが、Aさんは耐え続けていました。
それはなぜか……証拠を集めるためでした。
まず暴力された際には、医師に診断書をもらい、アザを撮影。
さらに、暴言を録音しており、確実な証拠を集めました。
友人には証言してもらえるように約束してもらい、すべて状況が揃ったところで、弁護士に依頼。
夫に離婚の話をすると、暴力を振るわれるとわかっていたAさんは、事前に弁護士を代理人を立てるという、手を打ったのです。

解決方法

代理人を通して離婚の話し合いをしました。
夫も観念したのか、すんなりと離婚を了承。
暴力を振るわれた証拠をすべて提出し、慰謝料を請求しました。
Aさんはみごと慰謝料を獲得。
新たに子供たちと人生をスタートさせました。

ケース②60代になるまで暴力に耐えた妻

相談者:60代女性
配偶者:夫、子供2人

相談内容

相談者は会社員のBさん。
結婚当初から夫の暴力に悩まされていましたが、子供たちのためにと耐えてきました。
しかし、子供達も成人し、孫もできたことから、離婚を決意。
夫は離婚を拒否し続けたため、困ったBさんは弁護士に依頼することにしました。

解決方法

弁護士が夫の元へ尋ねると、夫はとまどい驚きました。
夫は妻が弁護士を立てるほど離婚について考えているのかと、うなだれました。
それでも夫は離婚を拒否しましたが、ほどなく離婚は成立。
慰謝料も獲得することができました!

暴力を立証するためにはどうすればいい?

離婚を成立させるために必要なものは証拠です。
アザがあれば写真に残しておく、医師から診断書をもらっておく。
離婚する意思が今はなくとも、医師からの診断書は将来のためにとっておくべきです。
ほかにも暴言を吐かれるのであれば、音声を録音する。
もちろん、友人や家族などの証言も証拠となります。
しかし、実際に見たわけでない場合や、友人が有利に発言する場合もあるので、証拠としては弱くなります。
証言だけには頼らないようにしましょう。
また、わかりやすい証拠がなくても、日記などに記帳することで証拠になる場合もあります。
いつどのように起きたのか、詳細に書いておきましょう。
このように、離婚をして慰謝料をもらいたいのならば、先手を打つことが大事です。
いざ離婚となった場合、証拠の確保が難しくなって後悔する人もたくさんいます。
おかしいと思ったら事前に対策しましょう。

危険が伴うケースもあり!

DV(ドメスティック・バイオレンス)と言っても、度合いは軽度なものから、命の危険があるものまで様々です。
まず重要なのは、このままでは殺される……と思うのならば、証拠集めよりも命を大切にしてください。
命あってのものだねです。そんな場合は警察に相談するのが賢明です。
離婚をする場合も危険と判断するのならば、自身での協議離婚は諦めましょう。
弁護士などのプロに相談して、代理人を立てましょう。
[DVが原因の離婚の慰謝料相場や注意点]

暴力からの解放が心を軽くさせます

暴力は精神的に辛いものがあります。
いつまでも耐えらえれるものではありません。
自分のためにも離婚という選択肢も一つです。
その際には慰謝料を請求して、自分の精神的苦痛の対価を支払ってもらいましょう。
この記事を読んで少しでも決断するキッカケになったという人がいらっしゃれば幸いです。

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