夫からのDVに悩まされている……妻からの精神的苦痛(モラルハラスメント)に悩まされている。
身の危険を感じているから離婚も切り出せれない。
では、ずっと我慢をしなければいけないのでしょうか? そんなことはありません。
解決策は必ずあります。
DVやモラハラを受けてまで婚姻生活を続ける必要なんてないのです。
こちらのページでは、身の安全を計りながら離婚をした、または解決したケースを紹介します。
目次
相談者:30代女性
配偶者:夫、子供2人
相談者は夫からの暴力に悩む女性。
いつもは優しいのですが、短気な部分があり、喧嘩になると、いつのまにか暴力を振るわれるようになったそうです。
子供の手前、我慢をしていたそうなのですが、とうとう子供にまで手をあげるようになり、たまりかねて家を出たそうです。
夫は血眼になって相談者を探し出し、見つけられては暴力を受けていました。
まずは、見つからないように知り合いなどの家は避け、ホテルに避難してもらいました。
身の安全を確保した上で、保護命令を裁判所に申し立て、夫からの接触を禁止。
相談者は一切ストレスを感じることなく離婚成立までこぎつけました。夫は離婚を拒否しましたが、たび重なる暴力を証明するために、音声や日記、病院のカルテを用意し、滞りなく離婚成立となりました。
離婚をするには理由が必要です。相手から暴力を受けているのならば、証拠となるものを用意しておきましょう。
相談者:40代男性
配偶者:妻、子供1人
奥さんからの精神的暴力に悩む男性。
共働きで奥さんの方が稼ぎが多く、夫婦間でもいつのまにか優劣がつくようになっていきました。
家事の分担をしていましたが、いつのまにか相談者の方が家事を受け持つ比重が大きくなり、奥さんの仕事が順調に行けば行くほど、相談者に「あなたは仕事を辞めて家事に専念した方がマシ」、「なぜそんなに何もできないのか」などとストレスのはけ口にされていったそうです。
相談者はいつのまにかストレスで体調を崩し入院を余儀なくされました。
目に見えない傷だからこそ証拠に残す必要があります。
男性だからと我慢するのではなく、すべて記録に残しておくようにアドバイスをしました。
また、相手の挑発に乗らないようにも釘をさしました。
暴力を振るってしまえば相手の思うツボだからです。
耐えて証拠を集めてもらいました。
奥さんに証拠を突きつけると涙ながらに謝罪。
離婚せずに、現在夫婦関係は円滑に進んでいるそうです。
暴力では何も解決しません。相手に自分がやったことを俯瞰で見てもらうことで、離婚の危機から解決することもあります。
相談者:20代女性
配偶者:夫、子供なし
結婚してから相手の態度が急変したという女性の相談。
相談する相手もおらず1年ほど暴力に耐えていたそうです。
離婚を決意した相談者ですが、相手と接触するのは怖いと怯えていました。
よって、代理人をたて、話し合いの場を設けました。
当初、冷静な話し合いとはなりませんでしたが、相談者の気持ちやこれまでの行為を振り返ってもらい、最終的には反省してもらいました。
それほど時間はかからず離婚は成立しました。
相手が冷静に話し合いができないと判断した場合や、会いたくないという人は行政書士や弁護士などに頼み、第三者をたてることをオススメします。
DVやモラハラは決して許されるものではありません。
離婚を決意したらまずは証拠を集めるようにしましょう。
暴力はアザや傷が残る場合があるので、証拠となりやすいのですが、忘れず病院で診断書をもらいましょう。
効力が高まります。
さらに、言葉の暴力には音声や動画、更には第三者の証言も効力が高まります。
気をつける点としては、DVをする人の特徴として、飴と鞭の使い分けが非常に巧妙なところ。
相手のペースに飲まれないように気をつけましょう。
DVに耐えながら結婚生活をするなんて意味がありません。
子供のために我慢するのではなく、子供の幸せのために離婚を選択するのも一つです。
上記で紹介したのはほんの一例です。もちろん上手くいかない可能性もあります。
まずは、行政書士や弁護士に相談し、どう動けばいいのかアドバイスを受けましょう。
決して自分一人で解決しないようにしましょう。
費用の面が厳しい場合は、電話にて無料相談も受け持っているので、思いを話してみてください。