不倫の証拠なしでも慰謝料は支払わなければならない? | 慰謝料請求ホットライン

不倫の証拠なしでも慰謝料は支払わなければならない?

証拠なしの不倫で慰謝料を請求された場合の対処について、事例を用いながら解説します。不倫の証拠がない状態では、慰謝料請求が認められない可能性が高くなりますが、証拠なしだからと安易に考えてはいけません。正当に慰謝料請求を退けるためには、有効とされる証拠を把握し、適切な対処により問題を解決へと導くことが重要です。

ご相談の経緯

ご相談の経緯についてご紹介します。

ご相談者様は、知人の紹介で知り合った既婚男性と約1年間にわたり不倫を続けていた20代・独身女性です。ある日、不倫の事実が男性の妻に知られて慰謝料を請求されましたが、相手の男性はご相談者様との連絡をすべて削除していたため不倫の証拠はないそうです。証拠なしの状態で慰謝料請求が可能であるか否か、法的見解からの判断を求めてご相談に来られました。

被害者に不貞の証拠がない場合、慰謝料の支払いを免れることはできますか?

ご相談者様の疑問は、「被害者が不倫の証拠をもっていない場合、慰謝料を支払わなくてよいか」です。金銭的な理由もあり、ご相談者様は不倫慰謝料の支払いを回避したいと考えていました。

慰謝料の支払いを免れる可能性はあります。

証拠なしの不倫における慰謝料支払義務について解説します。

証拠がないと裁判で慰謝料請求を退けられる可能性あり

証拠なしの不倫では、慰謝料請求は棄却される可能性が高いでしょう。裁判で不倫の慰謝料を請求する側は、不貞行為があったことと不貞行為により精神的苦痛を受けたことを証明しなければなりません。そして、証明のために必要になるのが不貞行為の証拠です。ラブホテルへ出入りする写真、ラブホテルの明細書、不倫を認めた文書や音声データ、肉体関係をもっていたことがわかる連絡履歴などが証拠になりえます。証拠がなく不貞行為に及んでいたことを証明できない場合、裁判で慰謝料請求の訴えを退けられる可能性があり、慰謝料を回避できるケースも少なくありません。

証拠がないと話し合いで慰謝料の支払いを拒否できる可能性あり

証拠なしの不倫では、交渉においても支払いを拒否できると考えられます。不倫問題は裁判ではなく交渉で解決するケースが多いですが、交渉においては、双方が合意に達すれば証拠がなくても慰謝料を支払わなければなりません。反対に、証拠がないことから不倫を認めず、支払いを拒否するケースもあります。合意に達しなければ、慰謝料の支払いを免れるか、もしくは判決に委ねることになります。裁判で争う場合、前述のとおり証拠の有無が重要な意味をもちます。

安易に証拠はないと考えないこと

証拠なしの不倫だと安易に考えることは危険です。証拠がない場合、慰謝料を支払わなくてよい可能性がありますが、被害者がどのような証拠を保持しているかはわかりません。加害者の預かり知らぬうちに、探偵に依頼して決定的な証拠をつかんでいる可能性もあります。また、決定的な証拠はなくても、弁護士が複数の証拠を組み合わせて不貞行為に及んでいたことを明らかにする場合もあります。安易に証拠はないと考えていると、思わぬ結果を招きかねないため、証拠なしであっても、相手が保持している証拠が判明するまでは慎重に対処しましょう。

不倫の証拠なしと思えても慰謝料を請求された方は法律の専門家へ相談

証拠なしの不倫であっても、慰謝料の請求を受けたら法律の専門家に相談することをおすすめします。不倫の証拠がない場合、慰謝料の支払義務が生じない可能性がありますが、被害者が保有している証拠やその後の対応は判断しかねます。対応を誤ると問題を大きくしてしまう恐れがあることから、慰謝料を請求された方は、法律の専門家に相談しましょう。支払義務の有無や請求金額の妥当性に関する正当な判断を得られるとともに、最適な解決法を仰げると考えられます。

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